自分や家族が生きていくために必要なものを自分たちで作る、育てる、獲得する。これができない生き物は人間だけです。「人間には高度な社会組織があるから自分で作る必要はない。お金を稼いで他の人が作った食べ物を買えば大丈夫。」本当にそうでしょうか?
日本には古くから、自給に関する伝統技術がたくさんありました。
今、それらが失われつつあります。また、日本の農村に古くから伝わる助け合いの仕組み「結(ゆい)」もなくなりつつあります。
私たちNPO法人日本自給教室では、このような「結」も含めた日本の伝統文化を見直しています。
メンバーそれぞれが得意とする自給の技をお互いに教えあいながら実践を繰り返し、初心者でも無理のないペースで楽しく活動していきたいと思っています。
東京農業大学大学院 環境共生学博士
農家/栄養士
校長 齋藤 正貴